仮想通貨といえば「ビットコイン(BTC)」を思い浮かべる人が多いと思いますが、その次に有名なのが「イーサリアム(ETH)」です。なんとなく聞いたことはあるけど、どんな特徴があるか知らない人は多いのではないでしょうか。
本記事では、イーサリアムの特徴や将来性について説明します。ビットコインとの違いもわかりやすく解説するので、どっちを買うべきか悩んでいる人の参考にもなります。結論から言えば、イーサリアムがおすすめ。理由も解説していきます。
●本記事の結論
・イーサリアムはビットコインの次に有名な注目すべき仮想通貨
・イーサリアムはビットコインと比較しても買うべき魅力的な仮想通貨
・イーサリアムはNFT取引の基軸通貨であり更なる成長が期待できる
イーサリアムは既に有名な仮想通貨ですが、使われる場面もまだまだ増えており、将来の値動きも期待することができます。特徴や仕組みを把握すると、今のうちに買っておくべきと感じると思います。
イーサリアム(ETH)とは何か?特徴や仕組みを初心者向けにわかりやすく解説
イーサリアムの概要としては以下の通りです。
- シンボル:ETH
- 現在価格:271,772円
- 時価総額:32,666,040,292,187円
- 時価総額ランキング:2位
- 公式サイト:https://ethereum.org/ja/
- 公式Twitter:https://twitter.com/ethereum?
イーサリアム(ETH)の仕組み・特徴3選
イーサリアムにはスマートコントラクト機能がある
イーサリアム最大の特徴は「スマートコントラクト」。スマートコントラクトとは、「事前に決められた条件が満たされると契約が実行されるプログラム」のこと。もっと噛み砕いて言うと、「自動で契約を実行する機能」ということになります。
例えばあなたが知らない誰かと、「1ビットコインと10イーサリアムを交換する取引」をするとします。相手はネット上の知らない誰かなので、あなたが先に1ビットコインを送金したとして、相手がちゃんと10イーサリアムを送金してくる保証はないですよね。
こんな時に、スマートコントラクトが役立ちます。「あなたから1ビットコインが送金されたら相手からも10イーサリアムが送金される」という条件を設定しておけば、詐欺の心配なくスムーズに取引を完了させることができますね。
イーサリアムはDApps(アプリ)の開発に使われる
イーサリアムは仮想通貨の名前として知られていますが、厳密に言えば「イーサリアム」はアプリ等を開発するためのプラットフォームで、その中で使われる仮想通貨は「イーサ」です。僕たちが取引できるのは、この「イーサ」なんですね。(本記事では使い分けはしません。)
そして、イーサリアム上では「DApps」と呼ばれるアプリの開発が行われています。DAppsの代表的な例としては、NFTゲームとして有名になった「クリプトキティーズ(CryptoKitties)」や「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」などがあります。
イーサリアムのマイニングは「PoS」を採用している
仮想通貨には、コンセンサスアルゴリズムというものが存在しています。コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーン上の取引や契約などを処理する仕組みのことです。そして、コンセンサスアルゴリズムには「PoW」と「PoS」という2種類が存在しています。
PoWは「Proof of Work」の略で、ブロックチェーン上で発生する計算処理を最も早く行った人に報酬が支払われる仕組みです。スペックの高いコンピュータを持っている人が有利になるということですね。
一方のPoSは「Proof of Stake」の略で、仮想通貨の保有量が多い人に報酬が支払われる仕組みです。PoSはPoWのデメリットを解消する仕組みとして誕生しました。PoWと比較した時のメリットは以下の通り。
- 消費電力が少ない
- ハッキングのリスクが少ない
イーサリアムは元々はPoWを採用していましたが、2022年9月以降はPoSを採用することになり、話題になりました。
イーサリアム(ETH)の歴史や開発目的
イーサリアムは、2013年にロシア系カナダ人の「ヴィタリック・ブテリン」によって考案されて、2015年7月にリリースされました。前述した通り、ブロックチェーン上でアプリを開発するプラットフォームとして開発されました。
2023年現在では、ビットコインに次ぐ第2位の仮想通貨として注目を集めています。
イーサリアム(ETH)の市場規模は?時価総額や価格推移を解説
イーサリアムの時価総額は、2023年6月現在で約32兆円。日本最大の企業であるトヨタの時価総額が約36兆円であることを考えると、かなり大きい金額である事がわかりますね。
過去の値動きとしては以下の通り。
①仮想通貨元年と呼ばれる2017年から2018年にかけて、イーサリアムも含めた仮想通貨市場全体が大きく上昇しました。しかし、仮想通貨に対する規制が議論されたこともあり、一時的なバブルが崩壊し、低迷しました。
②2020年になるとコロナが発生し、世界的な金融緩和が行われたことを背景に大幅に上昇しました。2021年には、価格が6倍以上になるタイミングもあり、再度仮想通貨ブームが加熱しました。
③ただ、2022年には世界的な金利上昇とともに、リスクを負った投資をする人が減ってイーサリアムは大幅に下落。高値の3分の1以下に下落する局面もありました。
④そして直近2023年に入ると、世界的な株高の影響も受けて仮想通貨が急回復。「リスクはあるけれども、将来的に期待できる」と見直されている状態です。
イーサリアム(ETH)とビットコイン(BTC)の違い|買うならどっち?
イーサリアムはビットコインと並んで、超有名な仮想通貨です。仮想通貨投資をしようと考える人は、どっちを買うべきか悩む人が多いと思います。結論として、僕はイーサリアムを推奨します。その理由を、イーサリアムとビットコインを比較しながら解説していきます。
送金時間 | 発行上限 | アルゴリズム | |
イーサリアム | 短い(15秒程度) | なし | PoS |
ビットコイン | 長い(10分程度) | 2100万BTC | PoW |
イーサリアムとビットコインの違いは?特徴を比較!
イーサリアムは送金時間が短い
イーサリアムは、ビットコインと比べると送金時間が短いという特徴があります。一般的に、ビットコインの送金時間は10分程度とされていますが、イーサリアムは15秒程度。比較すると、イーサリアムが非常に早いことがわかると思います。
当然、送金時間は早いに越したことはありません。仮想通貨は「銀行振込と比べて、24時間いつでもスピーディーに送金できる」ことが期待されていますが、その中でもイーサリアムはとても早いので注目されています。
イーサリアムは発行上限が決められていない
ビットコインは、発行上限が2,100万BTCと決められています。時間が経つにつれて発行スピードは遅くなっていくので、発行上限に到達するのは100年以上後の2140年とされています。発行上限があることで、希少性が高まり価格が上昇することが期待されています。
一方のイーサリアムは、現在のところ発行上限が設定されていません。これだけ聞くと、発行数が増えて価値が希薄化するような気がしますよね。しかし、イーサリアムは供給量をコントロールするためにバーン(焼却)しています。
仮想通貨のバーンとは「誰も使えないウォレットに送金すること」で、二度と引き出すことができなくなります。実際、2023年1月には約120億円分のイーサリアムがバーンされています。
イーサリアムは「PoS」・ビットコインは「PoW」
イーサリアムとビットコインでは、マイニング方式が異なります。
- イーサリアム:「PoS」(仮想通貨の保有量が多い人に報酬が支払われる仕組み)
- ビットコイン:「PoW」(計算処理を最も早く行った人に報酬が支払われる仕組み)
今から買うならビットコインよりイーサリアム(ETH)がおすすめ!【根拠あり】
今から仮想通貨投資を行うのであれば、ビットコインよりもイーサリアムをおすすめします。根拠としては以下の4点。
- イーサリアムは送金時間が短い
- 「PoS」に移行したことで注目が集まっている
- DAppsが増えていくことで値上がりが期待できる
- NFTの取引としてイーサリアムが使われる
特に4点目のNFTは今後の成長性が期待できると考えています。NFTの取引ではイーサリアムが使われることがとても多いので、NFTがさらに成長すれば、イーサリアムの価値も自然と上がっていくはず。
イーサリアム(ETH)の活用事例|NFT取引に多用されている
NFT取引の基軸通貨として使われている
イーサリアムは、NFT取引の基軸通貨として使われています。NFTは「デジタルデータに名札をつける」ような仕組みです。例えば、ツイッターの最初のツイートがNFT化されて高額で売却された話が話題になりました。
NFTの技術を使うことで、今までは保有者が明確でなかったデジタルデータが、誰のものか証明できるようになっています。このNFT取引によく使われているのがイーサリアム。ですので、NFTが発展すれば、イーサリアムの価値も上昇していくことが考えられます。
NFTゲーム内通貨として使われている
イーサリアムは単純なNFT取引だけではなく、NFTゲーム内の通貨としても使われています。NFTゲームは、ゲーム内のキャラクターやアイテムをNFT化して、プレイすることで仮想通貨を稼ぐ事ができる仕組みになっています。
稼げるNFTゲームとしては「Sorare」や「キャプテン翼RIVALS」がおすすめ。本ブログでも、この2つのNFTゲームをテーマに稼ぐ方を解説していますので、ぜひご覧ください。
>>>Sorare(ソラーレ)とは?特徴・始め方・遊び方を具体的に解説
>>>キャプテン翼RIVALSとは?特徴・始め方を解説|招待コード有
イーサリアム(ETH)の今後の将来性は?将来価格を予想!
気になるのは「今からでもイーサリアムを買って儲かるのかな」ということですよね。色々な意見があると思いますが、僕は今からでも投資をするべきだと思います。投資すべき根拠としては、「仮想通貨の市場全体が成長する可能性」「NFT市場が拡大する可能性」の2点。
仮想通貨は値動きが大きく通貨としての不安要素が大きいと言われていますが、実際に決済に使えるケースも増えてきています。銀行口座を持たない貧困層からも注目を集めており、世界的に認知度が高まっています。その中でビットコインに次ぐNo.2のイーサリアムも成長の可能性があります。
また、上述の通りでイーサリアムはNFT取引に使われます。NFTは今までコピーされ放題だったデジタルデータに価値を持たせる素晴らしい技術で、多くの著名人も参入している分野です。NFTはまだ発展途上ですが、今後市場が拡大することで取引に使われているイーサリアムの価値も高まっていく可能性があります。
アメリカの価格予想サイト「CoinPriceForecast」では、2025年末には2599ドル(日本円で約38万円)まで予想しています。2022年10月現在の1520ドル(日本円で約22万円)から70%ほど上昇する予想ですね。
イーサリアム(ETH)のデメリット・課題
イーサリアムは将来的に値上がりする可能性のある通貨ですが、デメリットや課題もあります。投資する上で重要なことなので、しっかり理解しておきましょう。
取引量が増えることによる取引速度の低下やガス代の高騰
イーサリアムの課題としてよく話題に上がるのが「スケーラビリティ」です。スケーラビリティとは、取引量が増えたときに正常に処理できるかという能力のこと。
イーサリアムが普及してきて取引量が膨大になってきているので、しっかり処理できるのかどうかが問題になっています。取引量が増えることで、取引の速度が遅くなってしまったり、ガス代(手数料)がたくさんかかってしまう可能性があります。
今後、イーサリアムがアップデートしてガス代が安くなる可能性もありますので、最新情報に注目していきましょう。
発行上限がなく価値が下落する可能性
イーサリアムは、発行上限がないことが大きな特徴です。ビットコインは上限が2100万BTCと決まっていますが、イーサリアムは現状無限に増える可能性があります。
通貨量が大きく増えると、希少性が無くなり通貨そのものの価値が下がる(インフレ)ことが考えられますので、デメリットとして考えられているのです。
しかし、発行通過量が増えることで多くの人が利用することになるので、仮想通貨の中で圧倒的な地位を築くことができる可能性もあります。発行上限がないことは、必ずしも悪いことではありません。バーン(焼却)によって供給量をコントロールしていることも安心材料になります。
イーサリアム(ETH)の購入方法・売却方法
イーサリアムの購入方法
イーサリアムを購入する手順としては以下の通りです。
①仮想通貨取引所の口座開設
②日本円を指定口座に入金する
③「取引所」と「販売所」を選択する
④指値や通貨数などの条件を指定して発注する
①仮想通貨取引所の口座開設
まずは仮想通貨取引所で口座開設をします。仮想通貨と日本円を交換する場所のことで、ここを介して取引を行うことになります。手続き自体はスマホやPCがあれば、20分もかからずに完了しますので簡単です。数日~1週間程度で審査が完了し、取引ができるようになります。
仮想通貨取引所は複数あるので、どれを使うか迷うと思います。代表的な取引所と、おすすめや特徴を紹介している記事を貼っておくので参考にしてください。
>>>仮想通貨取引所を一覧で徹底比較!日本・海外のおすすめはどこ?
②日本円を指定口座に入金する
口座開設完了後は、日本円を仮想通貨取引所に入金します。仮想通貨取引所のマイページにログインすると、入金先の口座が指定されています。例えば「ビットフライヤー」だと以下の画像の通り。
入金時の手数料は、多くの場合は振込元の銀行に支払う分だけです。とはいえ、小分けにして何回も入金を行うと無駄にコストがかかってしまうので、まとめて入金した方がいいですね。
また、海外の仮想通貨取引所を使う場合は日本円を直接入金することはできません。「国内の仮想通貨取引所から送金する」or「クレジットカードで仮想通貨を購入して入金する」という手順になるので、少し不便です。
③「取引所」と「販売所」を選択する
仮想通貨には大きく分けて2種類の取引方法がありますので、どちらの方法で購入するかを選択します。その2種類とは「取引所での板取引」と「販売所での相対取引」です。
「取引所での板取引」とは、投資家同士が仮想通貨のやりとりを行う方法。株式の指値注文や成行注文のようなイメージです。「販売所での相対取引」とは、仮想通貨取引所と投資家の間でやりとりをする方法です。仮想通貨取引所が指定する価格で売買が行われます。
この2つを比較すると、コストは板取引の方が圧倒的に安いです。板取引の場合は0.1%以下であることがほとんどですが、一方の相対取引は高いものだと5%くらいになることもあります。ですので、イーサリアムを購入するときも「取引所での板取引」を選択しましょう。
取引所での板取引 | 販売所での相対取引 | |
---|---|---|
特徴 | 投資家同士の取引 指値・成行注文のようなもの | 投資家と仮想通貨取引所の取引 売買価格は指定されている |
手数料 | 安い | 高い (スプレッドがかかっている) |
注意点としては、イーサリアムの板取引がない仮想通貨取引所もあること。有名な「Coincheck(コインチェック)」はイーサリアムの板取引ができません。「bitFlyer(ビットフライヤー)」や「Bitbank(ビットバンク)」ならOKです。
④指値や通貨数などの条件を指定して発注する
「取引所での板取引」で発注する場合は、指値や通貨の数量を指定する必要があります。仮想通貨の価格はリアルタイムで動いているので、買えそうな値段で注文を出しましょう。
「いくらでどのくらいの注文が出ているのか」は板(下図の赤い枠)を見れば判断できます。
イーサリアムの売却方法
イーサリアムを売却する手順としては以下の通りです。
①「取引所」と「販売所」を選択する
②指値や通貨数などの条件を指定して発注する
③日本円を引き出す場合は銀行口座に出金手続きをする
①「取引所」と「販売所」を選択する
売却時も購入時と同じく、「取引所」と「販売所」を選択します。すでに説明した通り、「取引所」の方がコストが安いので「取引所での板取引」をおすすめします。
②指値や通貨数などの条件を指定して発注する
こちらも購入時と同じように、指値や通貨の数量を指定します。板を見ながら売れそうな水準で発注しましょう。
③日本円を引き出す場合は銀行口座への出金手続きをする
イーサリアムの売却が完了したら、日本円が仮想通貨取引所にある状態になります。そのまま置いておいても問題ないですし、引き出して使う場合は出金手続きをします。
自身の銀行口座を指定すればお金が振り込まれます。出金には手数料がかかる場合もあるので注意してください。「DMM Bitcoin(DMM ビットコイン)」や「GMOコイン」は出金手数料が無料です。
イーサリアム(ETH)に関するQ&A
1イーサリアムは日本円でいくら?
2023年6月23日現在、「1ETH=271,772円」です。以下のリンクから確認することができます。
>>>https://bitflyer.com/ja-jp/ethereum-chart
「イーサリアム」と「イーサ」の違いは?
厳密には、「イーサリアム」はDApps(ブロックチェーン上のアプリ)を開発するためのプラットフォームの名前で、その中で使われる仮想通貨の名前が「イーサ(ETH)」です。
ですが、仮想通貨そのものがイーサリアムと呼ばれることが増えており、明確に区別せずに使われる場合も多くなっています。本記事でも特に使い分けをしていません。
「イーサリアムはオワコン」と言われる理由は?
イーサリアムがオワコンと言われている理由はいくつかありますが、大きくは以下の2点です。
- 発行上限が定められていない
- 法整備が不十分でボラティリティが高い
発行上限に関しては、バーン(焼却)で供給量を抑えているので対策は可能です。また、法整備も今後進んでいく可能性が高いので、過度に心配する必要はないと思います。
イーサリアムが使える店は?
イーサリアムを決済で使える国内の店舗は少ないですが、飲食・美容室等で少しずつ拡大しています。外部サイトになりますが、以下の記事が参考になります。
>>>https://ittoinfo.com/ethereumkessaimise-2207
イーサリアム2.0とは何か?
イーサリアム2.0とは、イーサリアムの大型アップデートプログラムです。ネットワークの速度や処理能力などを改善するためのプログラムであり、2020年12月からスタートしています。
イーサリアムのマージとは?
マージ(The Merge)とは、2022年9月に行われたイーサリアムの大型アップデートのことです。上述したPoWからPoSへの変更が行われています。
イーサリアムのハードフォークとは?
ハードフォークとは、仮想通貨のアップデートが行われて、通貨が分裂することを指す言葉です。仮想通貨の運営方針について意見が割れて妥協点が見つからなかった場合に、通貨が分裂して新しい通貨が誕生します。
イーサリアムも2016年にハードフォークが行われており、現在のイーサリアムと後述のイーサリアムクラシック(ETC)に分裂しています。
イーサリアムクラシックとの違いは?
イーサリアムクラシック(ETC)は、2016年にイーサリアムでハードフォクが起こった時に誕生した通貨です。きっかけは、イーサリアムがハッキングされ約52億円が盗まれた事件(The DAO事件)です。
The DAO事件の発生後、新しくアップデートをするべきという意見と、当時のイーサリアムを持続させるべきという意見が対立します。結果的に、アップデートされたのが今のイーサリアムとなり、当時のままの流れを引き継いだのがイーサリアムクラシックとなります。
今のイーサリアムは、手数料の安さや取引のスピードなどの機能面を重視しており、イーサリアムクラシックはセキュリティー面を重視しているという特徴があります。
スケーラビリティ問題とは?
スケーラビリティ問題とは、仮想通貨の取引量が増えることで、取引の処理スピードが遅くなり、ガス代(手数料)が上がってしまうことを指します。有名で取引量の多い仮想通貨ほど陥る可能性の高い問題です。
イーサリアムも人気の仮想通貨ですので、スケーラビリティ問題を指摘されています。イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するブロックチェーンとして、Polygonが登場しています。詳しくは以下の記事をご覧ください。
>>>仮想通貨Polygon(ポリゴン/MATIC)の将来性や買い方を解説!
イーサリアムの取り扱いがある仮想通貨取引所は?
国内のほとんどの仮想通貨取引所で、イーサリアムの取り扱いがあります。ですが、仮想通貨は販売所取引と取引所取引の2通りがありまして、後者が手数料が安いです。取引所取引の可能なところは限られていまして、以下の取引所がおすすめです。
仮想通貨取引所については以下の記事でも解説していますので、参考にしてください。
>>>仮想通貨取引所を一覧で徹底比較!日本・海外のおすすめはどこ?
イーサリアム(ETH)はビットコイン(BTC)以上に期待できる仮想通貨!
以上、イーサリアムについて解説してきました。記事のポイントとしては以下の4点でしたね。
- イーサリアムはビットコインの次に有名な注目すべき仮想通貨
- イーサリアムはアプリを開発するためのプラットフォームとして登場した
- イーサリアムはビットコインと比較しても買うべき魅力的な仮想通貨
- イーサリアムはNFT取引の基軸通貨であり更なる成長が期待できる
イーサリアムはすでに有名な仮想通貨ではありますが、使われる機会も増えており、今後さらに価格を上げていく可能性が十分あります。特に、NFTの基軸通貨として利用されているのは、ビットコインと比べても注目度が高いです。
2023年6月時点では、NFTは一過性のブームと考えられることが多いですが、いずれ再度注目されるタイミングは来ると思っています。本記事でもNFTで稼ぐ方法について紹介してますので、ぜひご覧ください。
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