仮想通貨取引所には複数の種類があり、どれを使ったらいいか悩むと思います。用途によって使うべき取引所は異なりますが、その中でもよく話題に上がる「GMOコイン」に興味を持っている人が多いのではないでしょうか。
本記事では、GMOコインの使い方について解説していきます。口座開設の方法からアプリでの入出金の方法など、仮想通貨を取引する上で必要な操作についてわかりやすく解説します。画像を用いて説明しますので、記事を見ながら同時に操作してみてください。
●本記事の結論
・GMOコインはアプリで簡単に操作できる
・GMOコインは入出金手数料が無料で使いやすい
・GMOコインはレバレッジ取引など多様な取引方法がある
NFT取引などで仮想通貨の入出金を頻繁に行う人にとっては、GMOコインは重宝する仮想通貨取引所です。操作も難しくないので、ぜひ使いこなせるようになりましょう。
GMOコインの口座開設/登録方法
最初にGMOコインで口座開設を行う方法を解説していきます。登録自体はとても簡単で10分程度で完了しますので、サクッとやって見てください。
まずは、GMOコインの公式ページにアクセスし、「口座開設はこちら」をクリック。
メールアドレスを入力して「口座を開設する」を押します。
登録したメールアドレス宛にメールが届きます。メールの中にあるリンクを押してください。
パスワード設定画面になりますので、任意のパスワードを入力して「設定する」を押します。
画面の指示に従って進めて2段階認証を終えると以下の画面になりますので、「開設申込へ進む」をクリック。
画面の指示に従って、個人情報を入力していきます。
「入力内容の確認」を済ませたら、「本人確認」を行います。免許証やマイナンバーカードを持っている人は「かんたん本人確認」を選択するとすぐに完了します。本人確認証と自分の顔写真を撮影して完了します。
本人確認まで完了すると、口座開設コードが書いてあるメールが届きます。GMOコインにログインして口座開設コードを入力したら、開設の手続きは完了です。
GMOコインの使い方を図解【アプリ操作方法】
GMOコインを使う上で覚えておくべき操作について解説していきます。アプリ版での操作が便利ですので、アプリ画面を使いながら説明します。
GMOコインのログイン方法
まずはGMOコインのログイン方法です。GMOコインのスマホアプリを立ち上げ、「ログイン」をクリック。
登録した「メールアドレス」と「パスワード」を入力して「ログイン」を押します。
すると、SMSに認証コードが送られてくるので、以下の画面で入力し「認証する」を押せば完了です。
GMOコインの日本円の入金/出金方法
続いてはGMOコインの入金方法です。最も便利な即時入金について解説します。
ホーム画面から「日本円入出金」を選択。
入金元の金融機関を選択します。
入金金額を入力します。
金額を確認して「進む」をクリック。
「入金お手続きへ」を押します。
「Pay-easyに進む」をクリック。
ATMでの支払いかネットバンクでの支払いかを選択します。今回は「ネットバンクでお支払い」を選びました。
金融機関を選択します。すると、各金融機関のページに飛ぶので、送金操作を行えば完了です。
GMOコインの出金方法についても説明します。同じように、ホーム画面から「日本円入出金」を選択します。
「出金」タブを選択します。振込先の金融機関情報が出てくるので、確認して出金金額を入力して、画面の指示に従えば完了です。金期間の変更等をしたい場合は「出金先口座情報変更」から変更しましょう。
GMOコインでの仮想通貨の買い方
GMOコインでの仮想通貨の買い方については以下の通りです。
まずは右下の「取引所レート」タブをクリックして購入したい通貨を選択します。今回はETHを選びました。
板を確認して「注文」を押します。
注文内容を入力していきます。操作するべきところは【①指値or成行】【②取引数量】【③注文レート(指値の場合)】。入力したら「確認画面へ」をクリックして画面を進めれば完了です。
GMOコインの仮想通貨の送金方法
次はGMOコインの仮想通貨の送金方法について説明します。今回は頻度が多くなるであろうメタマスクへの送金方法ですが、他の送金先もほとんど操作は同じですので、参考にしてください。
まずはGMOコインアプリのホーム画面から「預入/送付」を選択します。
続いて、送金したい仮想通貨を選びます。僕はETHを保有しているので、今回はETHを選択。
画面上部の「送付」タブを選んで、「新しい宛先を追加する」をクリック。
「GMOコイン以外」を選びます。
メタマスク等のウォレットへ送金する場合は「プライベートウォレット(MetaMaskなど)」を選択。取引所のウォレットに送金する場合は「取引所・サービス指定のウォレット」を選択。
「ご本人さま」を選択。
宛先情報の登録を行います。ここでウォレットのアドレスも入力します。間違いがないようにコピペで対応しましょう。
「入力内容の確認」まで完了したら、以下の画面のようにイーサリアムの宛先が表示されているはずです。赤丸印で囲んだところにウォレットのアドレスが表示されているので、クリック。
送金したい数量を入力します。「送付目的」などを入力して2段階認証を終えれば、送金手続きは完了です。
GMOコインで仮想通貨の積み立てのやり方
最後はGMOコインで仮想通貨の積み立てのやり方についてです。ホーム画面下部の「つみたて暗号資産」を押してください。
積み立てをしたい銘柄を選択します。
プラン(毎日or毎月)や金額などを入力します。「確認画面へ」を押して画面を進めれば完了です。
GMOコインの基本情報まとめ
GMOコインの基本的な情報を表形式でまとめます。
取扱通貨 | 23種類 |
取引手法 | 取引所・販売所・レバレッジ |
最低購入額 | 0.0001BTC(通貨による) |
取引所手数料 | Maker:-0.03~-0.01%/Taker:0.05~0.09% |
販売所手数料 | 無料(スプレッドあり) |
入金手数料 | 無料(銀行の振込手数料のみ) |
出金手数料(日本円) | 無料(2000万円以上は400円) |
送金手数料(仮想通貨) | 無料 |
最低出金額 | 1万円 |
公式サイト | https://coin.z.com/jp/ |
以上がGMOコインの基本情報です。以下では基本情報の中でも、特徴的な部分を解説していきます。
GMOコインの特徴やメリット・デメリットを解説
GMOコインの特徴について解説します。仮想通貨取引所は複数あり、目的によっておすすめが異なるため、特徴を把握して効率よく利用しましょう。
GMOコインは取扱銘柄数がトップクラス
GMOコインの特徴として、取扱銘柄数の多さが挙げられます。2023年1月現在の取扱銘柄数は23種類と、国内の仮想通貨取引所の中で最大級です。有名な仮想通貨は網羅されており、困ることは少ないでしょう。
取引所と販売所で扱っている通貨に差がありますので、以下でそれぞれまとめておきます。取引所で21種類、販売所で20種類の延べ23種類になります。
BTC・ETH・BCH・LTC・XRP・XEM・XLM・BAT・OMG・XTZ・QTUM・ENJ・DOT・ATOM・MKR・DAI・XYM・MONA・FCR・ADA・LINK
BTC・ETH・BCH・LTC・XRP・XEM・XLM・BAT・OMG・XTZ・QTUM・ENJ・DOT・ATOM・MKR・DAI・ADA・LINK・DOGE・SOL
GMOコインの23種類は国内の仮想通貨取引所の中では多いですが、海外と比べると少ないです。海外の仮想通貨取引所は数百種類の通貨を取り扱っているため、マイナーな通貨を購入したい人は海外の取引所を利用する必要があります。
おすすめの仮想通貨取引所は以下の記事でまとめていますので参考にしてください。
>>>仮想通貨取引所を一覧で徹底比較!日本・海外のおすすめはどこ?
GMOコインは入出金手数料が無料|頻繁に送金したい人におすすめ
GMOコインは入出金手数料が無料です。入金の手数料が無料の仮想通貨取引所は多いですが、出金の手数料も負担してくれるのはとても素晴らしいです。特に仮想通貨を送金するときの手数料はバカにならないので、魅力的なサービスですね。
NFT取引をしている人や海外の取引所で売買をしたい人は、仮想通貨を何度も送金する必要があります。例えば大手のコインチェックやビットフライヤーからETHを送金しようとすると0.005ETH(2023年1月現在で830円)かかります。
送金の手数料がかからないのであれば、ハードルが下がり気軽に送金することができますね。頻繁に仮想通貨を送金したい人にはとてもおすすめな特徴です。
GMOコインは最低出金額が高めに設定されている
GMOコインのデメリットとしてよく言われるのが、最低出金額が高いことです。GMOコインの1回の最低出金額は1万円に設定されています。出金金額の制限がない仮想通貨取引所が多いですが、GMOコインでは定められています。
ちなみに、全額出金の場合は制限はなくなるため、中途半端なお金が残ってしまうという心配はありません。
確かに出金の制限があるのはデメリットと言えるかもしれませんが、そこまで大きな制限でもないですし、その他のメリットを考えればGMOコインが魅力的であることに変わりはないと思います。
GMOコインに関するQ&A
『GMOコイン 暗号資産ウォレット』とは?
『GMOコイン 暗号資産ウォレット』とは、GMOコインのスマホ版アプリの正式名称のことです。GMOコインはスマホアプリでも簡単な操作で取引ができるので、初心者も使いやすいです。
GMOコインのアプリ版とブラウザ版の違いは?
GMOコインはアプリ版でもブラウザ版でも、できることに大きな違いはありません。「貸暗号資産」などの一部機能はブラウザ版だけになりますが、一般的な取引であればスマホアプリで十分です。
僕は複数の仮想通貨取引所を使った経験がありますが、GMOコインが一番感覚的に操作できるので、とても使いやすいです。
GMOコインの「WebTrader」とは?
「WebTrader」とは、GMOコインが提供する高性能の分析ツールです。板の細かい状況やチャートの分析が可能です。単純に仮想通貨を購入するだけであれば使いこなす必要はないと思います。
GMOコインの出金はいくらから?
GMOコインで出金する場合は1万円以上となります。他の取引所と比べると制限が大きいので、デメリットとして挙げられることが多いです。
GMOコインの出金時間は?何日かかる?
GMOコインの出金時間は17時が境目になっています。17時までの出金操作で翌営業日、17時以降の出金操作で翌々営業日に着金します。
GMOコインの提携銀行は?
GMOコインで即時入金が可能な提携金融機関は以下の10行です。
- GMOあおぞらネット銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- PayPay銀行
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
GMOコインが「やばい」と言われるのはなぜ?
GMOコインが「やばい」と言われる理由の1つは、販売所のスプレッドが広いことです。ですが、そもそも販売所での取引はコストが高いく控えるべきです。取引所を利用しましょう。
また、GMOコインは入出金手数料が無料であることなどのメリットから、良い意味で「やばい」と言われることもあります。
GMOコインで「取引余力が不足」と出るのはなぜ?
GMOコインでは成行買い注文の場合、買付余力(現金)が【概算約定代金×1.1】以上ないと「取引余力が不足」と表示されます。成行の場合は発注したタイミングで価格が大きく動く可能性があるため、ある程度の余裕を持たせています。
注文数量を少し下げて発注するか、指値注文に切り替えれば解決します。
GMOコインアプリが勝手に操作されることがある?
調べる限り、GMOコインが勝手に操作されるような事象は確認できませんでした。考えられるとすれば、ログイン情報を抜き取られて誰かにログインされているということになりそうです。
自分のパスワード等は厳重に保管しましょう。
GMOコインを使いこなしてコストを抑えた取引をしましょう!
以上、GMOコインの使い方について解説してきました。記事のポイントとしては、以下の5点でしたね。
- GMOコインの口座開設は10分程度で簡単
- GMOコインはアプリで簡単に操作できる
- GMOコインは入出金手数料が無料で使いやすい
- GMOコインは頻繁に仮想通貨を送金したい人に最適
- GMOコインはレバレッジ取引など多様な取引方法がある
GMOコインは初心者から経験者まで使える、メリットの大きい仮想通貨取引所です。特に送金手数料が無料というのはとても魅力的でして、NFT取引をするためにウォレットに送金したり、海外の仮想通貨取引所を使うために送金したりする人には最適です。
ツイッター等で情報を収集していても、GMOコインをおすすめしている人がとても多いため、口座開設しておいて損はないでしょう。この記事を参考に口座開設をして、コストを抑えた仮想通貨の取引をしましょう。
GMOコインの口座開設はこちらから。
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