仮想通貨の中でも人気を集めつつあるMATICですが、買い方がいまいちわからなくて悩んでいる人も多いのではないでしょうか。ビットコインやイーサリアムのように、手軽に購入できないので、少し面倒くさいと感じているかもしれません。
本記事では、MATICの買い方を誰にでもわかるように丁寧に解説します。MATICの購入方法は複数ありますが、今回は手数料を抑えるために、JPYCを経由してMATICを購入する方法を紹介します。
●本記事の結論
・MATICの買い方は複数あるがJPYCを使うのがおすすめ
・MATICの購入にはメタマスクの事前準備が必要
・MATICの買い方は操作が必要だが慣れれば簡単
最初は難しく感じるかもしれませんが、一度やればすぐに慣れます。画像の通りに操作すれば問題ないので、安心してください。
MATIC/polygonの買い方には複数ある【JPYCがおすすめ】
ネットでMATICの買い方を調べてみると、複数の方法が紹介されています。僕自身も最初に購入するときには、選択肢が多くてどの方法がいいのか迷った経験があります。
- 国内取引所
- 海外取引所
- 他の通貨を買ってスワップ(交換)する
この辺りの方法が一般的。その中でも、手数料を抑えてMATICを購入する方法として、「JPYCという仮想通貨を買ってMATICにスワップ(交換)する」という方法がおすすめです。
JPYCとは、日本円の価値に連動するように作られた仮想通貨です。価値が安定的な仮想通貨という意味で、“ステーブルコイン”の1つとされています。簡単に言えば「1JPYC=1円」ということです。
厳密に法的な定義を確認すると、JPYCは仮想通貨ではなく、Suicaや図書カードと同じ扱いになります。ですが、JPYCはメタマスク(ウォレット)に送金したり、他の仮想通貨とスワップすることが可能ですので、実質的には仮想通貨として考えられています。
仮想通貨のスワップは、現金で仮想通貨を購入するよりもコストが安くなるのがメリット。ですので、MATICを仮想通貨取引所から直接買うのではなく、一度JPYCを購入してそれをMATICにスワップする方法をおすすめしています。
MATIC/polygonをJPYC経由で購入するためにメタマスクの事前準備が必要
MATICをJPYC経由で購入する場合、メタマスクの事前準備が必要になります。まだメタマスクを使ったことがない人は、以下の記事を参考に初期登録を行ってください。メタマスクは仮想通貨を扱っていく上で必要になりますので、この機会に作っておきましょう。
>>>MetaMask(メタマスク)とは|始め方・使い方をPC・スマホで図解
メタマスクの事前準備としては、メタマスクにポリゴンネットワークを追加することです。以下の画面のように、ネットワークを選択する画面で、ポリゴンのネットワークが表示されていればOK。
何も設定したことがなければ、操作が必要になります。以下の記事でメタマスクにポリゴンネットワークを追加する方法を解説していますので、先に設定をしておいてください。数分で完了します。
>>>メタマスクのポリゴン(Matic)追加方法|PC・スマホ別で解説
JPYCを使ったMATIC/polygonの購入方法3ステップ
それでは、具体的な操作方法について解説していきます。画像の通り操作すればOK。
①JPYCを購入してメタマスクへ送金する
まずはJPYCのサイト(https://jpyc.jp/)にアクセスしてください。
右上の「ウォレットに接続」をクリックしてメタマスクと接続を行います。
ウォレットに接続できたら、「銀行振込で購入」を選択。
「購入希望額」を入力し、下にスクロールして名前など必要項目を記入してください。「送信先アドレス」が自分のメタマスクのアドレスと同じかも確認しましょう。ネットワークは「Polygon」を選択しておいてください。
内容を確認して次の画面へ進みます。
振込先が表示されるので、自分が保有している銀行口座から指定の振込先へ振り込みを行います。
数分後、登録メールアドレス宛に「送金完了」の旨の通知が来ますので、メタマスクを確認します。以下のように購入したJPYCが反映されているはずです。反映に少し時間がかかるので、慌てずに待ちましょう。
これでメタマスクにJPYCが入金されている状態ですので、次のステップへ進みましょう。
②JPYCをMATICへスワップ(交換)する
続いては、メタマスク内のJPYCをMATICへスワップ(交換)する作業です。「QUICK SWAP」というサイトを使いますので、QUICK SWAP(https://quickswap.exchange/#/swap?swapIndex=0¤cy0=ETH)へアクセスしてください。
まずは右上の「Connect Wallet」でメタマスクとQUICK SWAPのサイトを連携させます。
「Metamask」を選択。
デフォルトではFrom(売る通貨)のところにMATICが書いてあるはずなので、赤印のところをクリックして、To(買う通貨)の方にMATICを移します。
ここで、メタマスクでJPYCのコントラクトアドレスを確認しておきます。コントラクトアドレスはQUICK SWAPで通貨を検索するときに使います。メタマスクを開いてJPYCを選択。僕の画面上ではJPYCが0となっていますが、ここにあなたが入金したJPYCの総額が載っているはずです。
赤丸印で囲ったところに、JPYCのコントラクトアドレスが記載されています。クリックするとコピーできるので、コピーしてください。
QUICK SWAPに戻ってください。「Select a token」を押します。
検索窓が出てくるので、先ほどコピーしたJPYCのコントラクトアドレスをペースト。JPYCが表示されるので、クリックします。
すると、先程の画面のFromのところにJPYCが表示されます。ここでMATICにスワップしたいJPYCの数量を入力してください。入力完了後、「Swap」を押して終了です。
たまにエラーになることがありますが、何回かSwapを試したり、画面上部の「Best Trade」を「Market(V2)」に変えたりすればうまくいきます。
③MATICがメタマスクに入っていることを確認する
最後に、交換したMATICが自身のメタマスクに入っているか確認しましょう。処理に少し時間がかかるので、焦らずに待っていれば反映されます。
以上が、JPYCを使ったMATICの買い方です。メタマスクからNFTゲームや別のウォレットに送金することも可能になっています。少し操作が多いですが、慣れればすぐにできますので説明通りに実践してみてください。
MATICに関するQ&A
MATICとpolygonは何が違う?
ほとんど同じ意味で使われる場合も多いですが、厳密に言えばpolygonはブロックチェーンネットワークの名前であって、通貨の名前ではありません。polygonというネットワーク上で使われる通貨をMATICと呼びます。
MATIC/polygonを買える国内取引所はどこ?
MATICを購入できる国内の仮想通貨取引所は以下の3つです。
MATIC/polygonがメタマスクに反映されない?反映時間は?
MATICをメタマスクに送金した後になかなか反映されないことがあります。リアルタイムで反映されるわけではなく、ケースバイケースです。僕の経験上、10分以内にはメタマスクに反映されていることが多いです。
「間違えたかも」と焦るかもしれませんが、少し時間を置いて再度メタマスクを開いてみましょう。
仮想通貨としてのMATIC/polygonは将来性があり期待できる
以上、JPYCを用いたMATICの買い方について解説してきました。記事のポイントは以下の4点でしたね。
- MATICの買い方は複数あるがJPYCを使うのがおすすめ
- MATICの購入にはメタマスクの事前準備が必要
- MATICの買い方は操作が必要だが慣れれば簡単
- メタマスクの反映には少し時間がかかるが焦らずに待てばOK
仮想通貨は色々な買い方ができるため、できるだけ手数料がかからない方法で取引をしましょう。手続き的には国内の仮想通貨取引所で購入するのが簡単ですが、JPYCを利用することでコストを抑えた取引が可能。
本記事で買い方を紹介したMATICは、最近注目を集めている仮想通貨で、話題のNFTゲームなどでもよく使われています。その中でも稼げる可能性が高くて注目すべきなのが「キャプテン翼 RIVALS」です。以下で始め方を解説していますので、ぜひチャレンジしてみてください。
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