2024年のNFT関連銘柄|仮想通貨・米国株・日本株の本命一覧!

近年、NFTが注目され始めましたね。同時に、NFT関連銘柄も話題に上がることが増えています。
NFT関連銘柄としてどんなものがあるのか気になっている人が多いのではないでしょうか。

本記事では、代表的なNFT関連銘柄を紹介し、具体的な投資戦略・選び方・注意点などを解説します。それぞれの特徴を把握して今後の取引に役立ててください。

●この記事の結論
・NFT関連銘柄には「仮想通貨」「米国株」「日本株」がある
・NFT関連銘柄の仮想通貨は短期投資が基本戦略
・NFT関連銘柄はNFT市場とともに値上がりが期待できる
・NFT関連銘柄は値動きが大きいので注意も必要

NFT関連銘柄は取引方法がとてもシンプルで取引に時間がかからないため、取り組みやすい分野でもあります。選択肢の1つとして覚えておいてください。

目次

NFT関連銘柄とは?

NFT関連銘柄とは、 「NFT市場の開発動向や流行と連動して価格が上下しやすい取引銘柄」のことです。
NFT関連銘柄には、「仮想通貨」「米国株」「日本株」などがありますが、そのなかでもNFTとの連動性が最も高いのは「仮想通貨」です。

そのため、この記事では、NFT関連銘柄の「仮想通貨」について深く解説した後、NFT関連銘柄の「米国株」「日本株」についても触れていきます。

NFT関連銘柄は、あくまで株式や仮想通貨ですので、NFTに直接投資をするのとは意味合いが異なります。
しかしNFT産業が成長していけば、当然NFT関連銘柄の取引量も多くなり「NFTの成長≒NFT関連銘柄の価格上昇」という関連性が考えられます。
NFTを保有するのか、NFT関連銘柄を保有するのか、どちらもメリットとデメリットがありますので自分に合った方法で取引をしましょう。

NFT関連銘柄の仮想通貨で有効な3つの投資戦略

NFT関連銘柄を取引するのであれば、戦略的に売買をしていくことが必要です。

値動きが激しいので「一回買ってほったらかしておけばOK」というものではないと思っています。しっかり戦略を立てないといけないので、難易度が低い取引ではないですね。

とはいえ、株式や債券のように戦略的に取引をしているプロがほとんどいないマーケットなので、かなりチャンスはあります。

タイミングを狙って売買する

引用元:TradingView – すべての市場を追跡

こちらは代表的なNFT関連銘柄である「エンジンコイン(ENJ)」のチャートです。詳しい特徴は後述しますが、パッと見るだけで値動きの激しさがわかりますよね。
まだ歴史が浅いので話題性で大きく動いている可能性が高いです。

優良企業の株式であれば、正直いつ買っても上がり続けるから問題はないですが、NFT関連銘柄はそうはいきません。
長期保有を続けたとしても資金効率の良い運用ができませんので、タイミングを見極めることがとても大切ですね。

以上より、「タイミングを見極めて上昇前に購入して下落する前に利益を確定する」というのが基本的な投資戦略になります。

短期間(3ヶ月以内)で売買をする

引用元:TradingView – すべての市場を追跡

NFT関連銘柄は大きな値動きが短期間に起きる場合が多いです。
例えば先ほどのエンジンコイン(ENJ)であれば3〜4ヶ月ごとに急激な動きがあります。そして、それぞれ1〜2ヶ月程度で大きく上昇し1〜2ヶ月程度で大きく下落しています。
歴史の浅い投資対象にありがちな値動きですね。

ですので、NFT関連銘柄は長くても3ヶ月以内を目安に短期取引をする戦略をがおすすめです。もちろん3ヶ月はあくまで目安ですが、数年かけて上昇し数年かけて下落するような長期トレンドを形成するわけではなさそうですね。

損切りも覚悟した上で売買する

NFT関連銘柄は値動きが激しいので、大きく儲けられる可能性が高いです。ですが、それだけ損をするリスクも大きいことになります。
どれだけ分析してタイミングを見極めても成功する保証はありません。重要なことは「タイミングを誤った時にどれだけ損失を小さくできるか」です。

そのために、損切りをする覚悟を持ちましょう。
予想が外れた時に諦めきれずに保有を続けているのは最悪です。取引をするときは損切りラインを決めて、ルール通りに行動すべき。

NFT関連銘柄はハイリスクな投資対象であることは間違い無いので、それを十分理解してから投取引をしてください。

NFT関連銘柄でおすすめな仮想通貨4選

代表的なNFT関連銘柄は以下の4つです。

✅代表的なNFT関連銘柄4選
  • エンジンコイン(ENJ)
  • サンドボックス(SAND)
  • チリーズ(CHZ)
  • テゾス(XTZ)

エンジンコイン(ENJ)

引用元:Enjin|みんなのNFT

エンジンコインは「Enjin Platform」で使われる仮想通貨です。Coincheck(コインチェック)やGMOコインといった国内の仮想通貨取引所でも取扱が始まったことで話題にもなりました。
NFT関連銘柄の中で、代表的な通貨として認識されています。

エンジンコインが使われる「Enjin Platform」は、アートやゲーム分野の様々なNFTを発行することが可能です。
「Enjin Platform」は専門知識がない初心者でも扱いやすいというのが大きな特徴。
プラットフォーム上のプロジェクトは3万近くあり、2000万人以上のユーザーを確保しているため、かなりの地位を築いている仮想通貨と言えます。

色々なゲームと連携しており、有名どころだと「Minecraft(マインクラフト)」です。ゲーム内で獲得した土地やアイテムなどを売買することが可能になります。
今後のNFT産業の成長に伴ってさらにサービスを拡大する可能性がありますので、将来性に期待ができます。

エンジンコインの概要(2022年10月現在のデータ)
  • シンボル:ENJ
  • 現在価格:69.48円
  • 時価総額:69,477,866,457円
  • 時価総額ランキング:74位
  • 取扱取引所:Coincheck・GMOコイン・DMM Bitcoin・bitbank
  • 公式サイト:https://ja.enjin.io/
  • 公式Twitter:https://twitter.com/enjinjp

サンドボックス(SAND)

引用元:The Sandbox ゲーム – ユーザー制作による仮想通貨 & ブロックチェーンゲーム

サンドボックスは、NFTゲーム「The Sandbox」内で使われる仮想通貨です。
ゲーム内のキャラクターやアイテムを取引するときに使われます。この「The Sandbox」はNFTゲーム業界の中でもかなり有名で、日本でも多くのプレイヤーがいますね。
「The Sandbox」が人気になればなるほど、サンドボックスの価値も上昇していくはずです。

「The Sandbox」はメタバース空間でアバターを操作しながら、アイテムを作成したり売買したりすることができるゲームです。
イメージとしては、先程登場した「Minecraft(マインクラフト)」と少し似ています。「The Sandbox」に熱中している僕の友達が、「マイクラ好きならハマる!」と言っていました。

ゲーム内の土地「LAND」が資産として認識されていて、デジタル不動産とも呼ばれます。LAND自体の売買も可能で、販売があると10分もたたずに完売するほど注目を集めています。

サンドボックスの概要(2022年10月現在のデータ)

チリーズ(CHZ)

引用元:ホーム – Chiliz $CHZ –

チリーズは、サッカーを始めとしたスポーツチームとそのファンが交流する機会を増やすためのプロジェクト。
スポーツチームが発行するファントークンと交換するための仮想通貨の名前も同じくチリーズ(CHZ)です。

ファントークンを保有することで、公式グッズがもらえたりチームの運営に参加したりすることができるようになります。
例えば、サッカーのFCバルセロナが発行するファントークンを保有していると、選手が使うロッカールームの模様を決める権利がもらえます。

この記事ではNFT関連銘柄の投資戦略としては短期をおすすめしていますが、好きなスポーツチームがある人は長期保有してチームをより近くで応援するというのも楽しそうですね。

チリーズの概要(2022年10月現在のデータ)

テゾス(XTZ)

引用元:Tezos: A blockchain designed to evolve

テゾスは、NFTの発行やアプリ開発に用いられる活用される通貨で、「仮想通貨が抱える問題点を解決する仮想通貨」として注目を集めています。

具体的にテゾスが解決できる問題としては、

①通貨の保有率が高い人だけに運営権が集まっている
②スマートコントラクトにエラーが起きる可能性がある
③通貨が分裂することで価値が暴落する可能性がある

①テゾスは、保有率が低い人が自分の保有通貨を他者へ委任することができる仕組みです。大量保有者を選んで自分の通貨を預けることで、代わりに運営してもらうということですね。
これによって間接的にですが、保有率が低い人も運営に関与していることになります。

②スマートコントラクトは大きなメリットがある一方で、エラーが起きた際に修正が困難になります。テゾスは安全性に特化した独自のアルゴリズムを採用しており、エラーが起きにくい仕組みを作っています。

③仮想通貨は内部の仕組みが変わることで通貨が分裂(ハードフォーク)することがあります。こうなると保有者が減って価値が暴落することがあるのですが、テゾスは分裂が発生しない仕組みを搭載しており、保有する上での安心感が増します。

テゾスの概要(2022年10月現在のデータ)
  • シンボル:XTZ
  • 現在価格:221.80円 
  • 時価総額:201,778,512,534円 
  • 時価総額ランキング:41位 
  • 取扱取引所:bitFlyer・GMOコイン・DMM Bitcoin 
  • 公式サイト:https://tezos.com/
  • 公式Twitter:https://twitter.com/tezosjapan

NFT関連銘柄にある仮想通貨のなかでも特に稼ぎやすい銘柄の選び方

それではNFT関連銘柄の選び方について解説していきます。前述の通りで、NFT関連銘柄は値動きが激しいので、銘柄ごとにタイミングを見極めることが必要です。

ここでは「どんなNFT関連銘柄なら購入を検討して良いか」という観点で説明していきます。

特徴や将来性に納得できる銘柄を選ぶ

まずはNFTの特徴や将来性は必ず考えるべき。短期的に売買をするとはいっても、そもそも見込みのない通貨なら購入する人はいないので、値上がりする可能性が低いです。

大きな値上がりを狙うわけなので、魅力がある通貨なのか調べないといけません。自身でしっかりリサーチを行い、「この銘柄はいいな。将来的に伸びそうだな。」と感じるものだけを購入してください。
ちなみに上で紹介した4つの通貨は、僕自身も魅力的に感じており購入を検討しても良いと考えて紹介しています。

もちろん予想が外れることもありますが、納得した上で購入するのとそうでないのとでは雲泥の差です。
失敗した時の悔しさもありますし、次の取引につながる反省点が見つからない無意味な失敗になってしまいますので。

時価総額がある程度大きい銘柄を選ぶ

NFT関連銘柄の時価総額も気にしましょう。
ある程度の規模がある通貨を選ぶべきです。

理由は単純で、あまりにも時価総額の小さい通貨はリスクが大きすぎるから。
一瞬で価値が0になることもあり得ますし、情報が少なくて値動きの予想がとても難しいです。

時価総額の目安は500億円くらいですかね。500億円の規模であれば時価総額ランキングTOP100に入るくらいで、それなりに名の知れた通貨だと判断できます。
ただ、規模が小さい銘柄であるほど当たった時の利益は大きいので、リスクを承知で値上がりすると信じられるなら取引するのもありかもしれません。

海外の最新情報から選ぶ

NFT関連銘柄の取引は、国内よりも海外の方が圧倒的に多いのが現状です。少し残念ですが、世界的に見ると日本はNFT市場において遅れています。

ですので、情報量や情報のスピードは海外の方が優れています。
海外のニュースやNFTの情報を発信しているツイッター等をフォローしておくことで、最新情報の収集ができるようになります。ツイッターであれば翻訳機能もついているので便利ですね。

チャートの動きで選ぶ

直近の値動きを調べるためにチャートも見ておく必要があります。
直前であまりにも値上がりしている通貨や逆に急落している通貨など、激しい動きがあるときは注意が必要です。それがチャンスになることもありますが。

株式のテクニカル分析のような手法は確立されているとは言えない状況なので、「高値掴みを避ける」「下落トレンドの途中に買わない」ということのために利用しましょう。

NFT関連銘柄のチャートは、取引所のページ内でみるか、TradingViewというサイトで見るのがおすすめです。

NFT関連銘柄の仮想通貨を売買する時の注意点

NFT関連銘柄はメリットが大きい一方、注意すべき点もあります。リスクを把握し、避けられる失敗は避けて利益の最大化を目指しましょう。

理解不足のまま投資しない

NFT関連銘柄に限った話ではないですが、何かに投資をするときに理解不足で納得できていない状態で投資をするのはやめましょう。

失敗する時の典型例が「よくわからないけど、誰かがおすすめしてたから買ってみた」という人です。よくわからないまま投資をすると、失敗したとしても次に活かすことができないので、無意味な失敗になってしまいます。
上で書いた内容と少し被りますが、とても重要なことなので意識しておいてください。

詐欺の可能性もあるので慎重に投資する

NFT関連銘柄の中には、詐欺的な通貨が存在するのも事実です。詐欺のような悪意がないとしても、ほとんど将来性のないダメな通貨も含めるとたくさんあります。

数年前のNFT黎明期のような「NFT関連銘柄であればなんでも儲かる」みたいな状況ではなくなっているので、取引するときは慎重に判断してください。
時価総額の小さい通貨ほど注意が必要です。

NFT関連銘柄の仮想通貨を売買するのにおすすめな取引所2選

NFT関連銘柄の売買におすすめな取引所は以下の2つ。

NFT関連銘柄におすすめな取引所

NFT関連通貨の取扱が豊富で、この記事で紹介している4種類の通貨もいずれかの取引所で購入することが可能です。どちらかのみで取扱がある通貨もあるので、両方とも口座を作っておくのがおすすめ。

Coincheck(コインチェック)

引用元:はじめての暗号資産はコインチェック – Coincheck

国内の仮想通貨取引所の大手ですね。ダウンロード数はNo. 1です。広告もよく見るので知っている人が多いと思います。

取扱のある通貨は17種類(2022年10月現在)と申し分なく、画面が見やすくて使いやすいのが特徴です。僕も個人的にお世話になっていますが、利用頻度が最も高いです。

DMM Bitcoin

引用元:【DMMビットコイン】暗号資産(仮想通貨)ならDMM Bitcoin

DMM.comが運営している仮想通貨取引所で、こちらも広告等でよく目にします。

特徴は取扱通貨の種類が豊富なことで、なんと22種類もの通貨の取扱があります。これだけの通貨が1つの取引所で売買できるのは便利ですね。
2022年8月に、国内で扱いのなかったチリーズ(CHZ)の売買を開始することを発表しており、今後もさらに取扱通貨の種類が増えていきそうです。

NFT関連銘柄でおすすめな米国株

それでは、NFT関連銘柄としておすすめの米国株を紹介します。NFTはアメリカで既に地位を確立しつつある産業で、大手企業もどんどん参入を発表しています。

今回は大型~小型銘柄で以下の5つの企業を紹介します。

NFT関連銘柄でおすすめな米国株
  • メタ・プラットフォームズ(META)
  • ビザ(V)
  • ショッピファイ(SHOP)
  • コインベース(COIN)
  • フンコ(FNKO)

メタ・プラットフォームズ(META)

引用元:TradingView – すべての市場を追跡

最初に紹介するのは、メタ・プラットフォームズです。元々の社名は「Facebook(フェイスブック)」ですが、2021年10月に名称が変わりました。CEOのマーク・ザッカーバーグはよくテレビにも出ているので有名ですね。

今まで主力だったFacebookやInstagramの事業は継続していますが、今後は「メタバース」に注力するということを発表し、社名も変更しています。
メタバース内では、土地や洋服などさまざまなものがNFTとしてやり取りできるので、NFTと関連が深いと言えます。

「GAFA」の一つとして活躍しておりかなり大規模な会社ですが、メタバースという新たな産業にチャレンジしていることからも、成長性は期待できます。
ただ、リスクが大きいという指摘もあり、直近の株価は不調。規模が大きい会社ということもあって値動きも比較的小さいので、短期的に下落したところで買いを入れて中長期的に保有するのが良さそうです。

メタ・プラットフォームズの概要(2022年10月現在のデータ)
  • ティッカー:META
  • 上場取引所:NASDAQ
  • 株価:135.8ドル
  • 時価総額:3646.46億ドル

ビザ(V)

引用元:TradingView – すべての市場を追跡

次に紹介するのは、カード会社のビザです。僕たちもよく使っているので馴染みがありますよね。世界のカード会社としては、ビザとマスターカードの寡占状態で、圧倒的な地位を築いている企業です。

2021年8月には、NFTの有名プロジェクト「CryptoPunks」を約1700万円で購入しました。また、2022年3月にはNFTへの参入を検討しているクリエイターに対して1年間の支援をするという「Visa Creator Program(クリエイタープログラム)」を発表しています。本腰を入れて、NFTに参入するという意思表示に見えますね。

ただ、ビザにとっては、NFTはまだサイドビジネスの段階。カード事業の安定感はありますが、値動きは小さい銘柄なので、中長期的な目線で投資をしていく必要があります。今回紹介する銘柄の中では「ローリスク・ローリターン」の銘柄です。

ビザの概要(2022年10月現在のデータ)
  • ティッカー:V
  • 上場取引所:ニューヨーク証券取引所
  • 株価:177.65ドル
  • 時価総額:3675.28億ドル

ショッピファイ(SHOP)

引用元:TradingView – すべての市場を追跡

続いては、ショッピファイです。ショッピファイは、企業が自社サイトで商品販売(ネット販売)をするのを支援する事業を展開しています。
ネット販売というと「Amazon」をイメージすると思いますが、出品者からするとコストが高いので自社サイトで販売して利益率を上げたいというニーズがあります。
Amazonの地位を脅かす可能性があるため、「Amazonキラー」呼ばれています。

2021年7月、ショッピファイのプラットフォーム上で、NFTの販売ができるようになりました。「OpenSea」など既存のものよりも手軽に購入できると話題になっています。

時価総額を見れば分かりますが、ショッピファイはメタやビザと比べて規模は小さい企業です。値動きは軽いので、数ヶ月以内の売買で大きな利益が出せる可能性があります。ただ、暴落した過去もあるので高値掴みにはかなり注意が必要。

ショッピファイの概要(2022年10月現在のデータ)
  • ティッカー:SHOP
  • 上場取引所:ニューヨーク証券取引所
  • 株価:26.94ドル
  • 時価総額:340.22億

コインベース(COIN)

引用元:TradingView – すべての市場を追跡

コインベースは、世界最大規模の仮想通貨取引所を運営しており、2021年4月に上場したばかりの企業です。
世界100カ国以上にサービスを展開しており、グループ全体のユーザー数は1億人を超えています。日本にも進出しており、三菱UFJ銀行と連携して入出金がスムーズにできるようになっています。

NFTの取引が増えれば仮想通貨の売買も増えるので、NFT産業の成長がかなりダイレクトに業績に反映されます。2022年4月にはマーケットプレイス「Coinbase NFT」もオープンさせており、「OpenSea」に勝負を挑んでいます。

まだ新しい企業ということもあり、前述した3社より規模が小さいです。上場してからの期間が短いので、値動きが激しくなる可能性が高いです。
相場全体の影響もあって上場時から株価が大きく下がっているので、安いうちに買っておいて爆発的な値上がりを待つのがいいと思います。
ただ、その値上がりがいつになるか分からないので、中長期的な保有が必要かもしれません。

コインベースの概要(2022年10月現在のデータ)
  • ティッカー:COIN
  • 上場取引所:NASDAQ
  • 株価:64.49ドル
  • 時価総額:145.20億ドル

フンコ(FNKO)

引用元:TradingView – すべての市場を追跡

最後に紹介するのはフンコです。今回紹介した銘柄の中で最小規模の企業。フィギュアやアクセサリー、家庭用品などのデザインと製造を行なっています。
主にアメリカ国内とヨーロッパで事業を展開しているため、日本人には馴染みがないかもしれません。

2021年4月、フンコはNFTのアプリ開発を行なっている「Tokenwave」という企業を買収し、同年6月にサービスをスタートしています。
フィギュアは熱狂的なコレクターがいて、NFT化して唯一性を証明することには大きなニーズがあります。NFTと親和性のある業界でして、今後の動きに注目が集まっています。

規模が小さいこともあり、値動きはかなり大きいです。「Tokenwave」を買収した時は約1ヶ月で株価が2倍になっています。
ニュースが出ても1ヶ月くらいは上昇が続く可能性があるので、企業の発表をウォッチしておき、ニュースが出たらすぐに買って短期で売り抜ける戦略が良さそうです。

フンコの概要(2022年10月現在のデータ)
  • ティッカー:FNKO
  • 上場取引所:NASDAQ
  • 株価:20.22ドル
  • 時価総額:10.14億ドル

NFT関連銘柄でおすすめな日本株

続いて、NFT関連銘柄としておすすめの日本株を紹介します。NFT分野では、日本はアメリカと比べて遅れていますが、それでも期待できる関連銘柄があります。

おすすめするのは以下の3企業。

NFT関連銘柄でおすすめな日本株
  • 凸版印刷(7911)
  • マネックスグループ(8698)
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)

凸版印刷(7911)

引用元:TradingView – すべての市場を追跡

まずは凸版印刷を紹介します。規模も大きく知名度もありますね。大日本印刷と並んで、日本の印刷業界大手の企業です。現在の事業は印刷にとどまらず、セキュリティ関連の事業やマーケティングなど幅広く手がけています。

2022年6月にはマーケットプレイス「Adam byGMO」を運営するGMOアダム株式会社との連携を発表しています。
デザインやアートを展示する「可能性アートプロジェクト2022」の中でもメタバース上で展示を行ったり、NFTアートの販売を行っています。

大型の銘柄になるので、爆発的な値動きは少ないです。ただ、すでに本業で地盤を築いている企業ですので、安定感はありますね。安くなったところを狙って買い、中長期的に保有するのが投資戦略になります。

凸版印刷の概要(2022年10月現在のデータ)
  • 銘柄コード:7911
  • 上場取引所:東証プライム
  • 株価:2154円
  • 時価総額:7532.67億円

マネックスグループ(8698)

引用元:TradingView – すべての市場を追跡

次に紹介するのはマネックスグループです。幅広く金融関連サービスを提供しており、ネット証券のマネックス証券が有名ですね。傘下に取引所「Coincheck(コインチェック)」があります。

コインチェックは日本の大手取引所で、NFTを取引するほとんどの人は口座を開設するのではないかと思うほどです。NFTマーケットプレイスも展開しており、まさにNFT関連銘柄の代表格と言えます。

チャートを見てもらうとわかる通り、所々で大きく値上がりして短期間で値下がりするという動きがあります。
このことから、企業情報をウォッチしておいてニュースが出た瞬間に買いを入れて短期(1ヶ月以内くらい)で売り抜ける戦略になります。

マネックスグループの概要(2022年10月現在のデータ)
  • 銘柄コード:8698
  • 上場取引所:東証プライム
  • 株価:452円
  • 時価総額:1208.86億円

ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)

引用元:TradingView – すべての市場を追跡

最後に紹介するのは、ミンカブ・ジ・インフォノイドです。株式情報サイト「みんかぶ」「株探」を運営しており、株式投資をしたことがある人なら誰でも知っているはず。

2022年1月にNFTへの参入を発表し、第一弾としてサッカー浦和レッズのNFTコンテンツを扱い始めています。今後、マーケットプレイス事業も展開することを発表しており、将来性が期待できます。

かなり小型銘柄になるので、こちらも短期的な取引が基本戦略です。ニュースが出たら買って高値で売り抜けるということですね。
2019年に上場したばかりで、過去のデータが少ないので高値掴みに注意した慎重な取引が必要になります。
紹介した3銘柄の中で最も「ハイリスク・ハイリターン」の銘柄。

ミンカブ・ジ・インフォノイドの概要(2022年10月現在のデータ)
  • 銘柄コード:4436
  • 上場取引所:東証グロース
  • 株価:2059円
  • 時価総額:307.38億円

NFT関連銘柄で「仮想通貨」「米国株」「日本株」のどれを取引するか迷ったら?

スクロールできます
仮想通貨米国株 日本株
リスク
期待リターン
投資期間短期
(長くても数ヶ月)
短期〜中長期短期〜中長期
情報収集英語必須英語推奨日本語のみ
向いている人どっぷりやりたい
大きく利益を狙いたい
為替リスクは許容できる
そこそこの利益を得たい
為替リスクは負いたくない
そこそこの利益を得たい

NFT関連銘柄として「仮想通貨」「米国株」「日本株」を紹介しましたが、正直どれに投資をすればいいか分からないという人も多いと思います。
ですので、それぞれの特徴や投資戦略、向いている人などをまとめました。自分に合った投資対象を見つけるのに参考になるはず。

「仮想通貨」はハイリスク・ハイリターンの投資対象です。
値段の上下もそうですが、そもそも詐欺も横行しており、価値が一瞬で0になる可能性もあります。短期取引が基本になるので、機動的な売買も必要。
また、仮想通貨の情報は日本よりもアメリカの方が多いので、英語情報も拾っていくことが重要です。
その分、専門的に売買している人は少ないので、どっぷりやれる人は大きなリターンも狙えます。

「米国株」は詐欺の危険性はほぼありません。短期的な取引もありですが、中長期で保有することも視野に入ります。
仮想通貨と違って、業績という明確な背景をもとに株価が形成されるので、投資判断はやりやすいです。英語の情報も追えるとGOOD。
アメリカはNFT産業が最も進んでいて成長性のある企業も多いので、仮想通貨ほどではないにしろ値幅を狙うことができます。

「日本株」も詐欺の危険性はほぼありません。米国株と同様、値動き次第で短期~中長期の投資になります。
日本語の情報だけを追えばいいので、情報収集は少し楽です。
日本株は米国株に追随する傾向があるので、NFT関連銘柄の米国株が上昇したタイミングで買いを入れるのもあり。
ただし、業界を牽引するような企業が出てくる可能性は低いので、大きな利益を狙うのは難しいかもしれません。

NFT関連銘柄の最新情報を知る方法

NFT関連銘柄の売買をするために、最新情報の収集が大切です。タイミングを見計らって取引をする必要があるので、できるだけ情報は早く仕入れるべきですね。

NFT関連銘柄の情報はニュースでも収集可能ですが、スピードは劣りますのでTwitterやYouTubeがおすすめ。おすすめのアカウントを紹介します。

Twitter

NFT関連銘柄の公式Twitterをフォローするのがおすすめです。すぐに正確な情報が手に入ります。
新規取引所に上場するなどのニュースをいち早く知れば、その後の値上がりを享受できるかもしれません。

YouTube

YouTubeも最新情報の収集に適しています。NFT系の情報発信チャンネルはいくつかありますが、以下の2つがおすすめ。僕も参考にさせて頂いています。

NFT関連企業(米国株/日本株)の公式アナウンス

NFT関連銘柄のうち、米国株と日本株は各社のHP内で公式アナウンスがありますので、その発表を見てから投資判断をするのがいいでしょう。HPに掲載されれば正式な情報なので、安心して投資できます。

各社のHP一覧

NFT関連銘柄は将来性があり期待できる!

以上、NFT関連銘柄についてお伝えしてきました。ポイントとしては、以下の5つでしたね。

  • NFT関連銘柄には「仮想通貨」「米国株」「日本株」がある
  • NFT関連銘柄の仮想通貨は短期取引が基本戦略
  • 米国株/日本株は中長期的な目線も必要
  • NFT関連銘柄は値上がりが期待できるが損切りも覚悟する必要がある
  • 取引所はCoincheckとDMM Bitcoinがおすすめ

繰り返しになりますが、NFT関連銘柄は短期的な値上がりが期待できる一方でリスクも大きい投資です。戦略をしっかり立てた上で取引をしてください。
逆に、戦略的に売買をしている人が少ないので、知識をつけて取引をすれば大きな利益を得られるチャンスがあります。

NFT関連銘柄は取引所で口座開設をするだけで取引ができるので、まずはCoincheckDMM Bitcoinで口座を作っておいて、タイミングよく取引できる準備を整えておきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

福岡県在住の証券マンです。NFTに興味を持ち、個人の資産運用と並行して副業として取り組んでいます。現在は『Sorare』と『キャプテン翼 -RIVALS-』を中心にプレイしていまして、毎月5万円前後の利益を地道に稼いでいます。「NFT初心者が利益を出せるようになる」ための情報発信をしてますので、参考になれば幸いです。

コメント

コメントする

目次