Sorareをプレイしいるとレア度(レアリティ)に関する悩みが出てきます。「スーパーレア以上は高額だし、レアかリミテッドを買おうと思うけど、結局どっちを買ったらいいか分からない。」
僕も同じように考えていました。本記事では、Sorareのレアリティをテーマに、レアとリミテッドのどっちを選ぶべきかについてお伝えしていきます。具体的な根拠も示しながら解説していきますので、選手選びの参考にしてください。
●本記事の結論
Sorareには6種類のレア度(レアリティ)が存在する
Sorareのゲーム報酬で稼ぐならレアカード一択
Sorareのトレードで稼ぐなら割安なレア度を選ぶ
Sorareはまだ新しい分野であり、レア度によっても価格に歪みが生じています。その歪みを見つけて割安カードを購入すれば、大きく稼げる可能性がありますので、具体的な方法を解説していきます。
Sorareは6種類のレア度(レアリティ)が存在する
まずはSorareに存在する6種類のレア度について解説していきます。当初、Sorareのレア度は5種類でしたが、2022年W杯をきっかけに1つ増えて6種類になっています。
選手によっては特定のレア度だけが発行されているケース(「レアはあるけどリミテッドは発行されていない」などの場合)もありますので、そこだけ注意してください。
発行上限枚数 | 売買 | 平均的な金額 | |
---|---|---|---|
コモン | なし | 不可 | 0円 |
リミテッド | 1000枚 | 可 | 数百〜数千円 |
レア | 100枚 | 可 | 数千円〜数万円 |
スーパーレア | 10枚 | 可 | 数万円〜数十万円 |
ユニーク | 1枚 | 可 | 数十万円〜 |
カスタムシリーズ | 2022枚 | 可 | 数百円 |
Common(コモン)
Sorareの無課金プレイヤーでも入手できるカードのレア度が「Common(コモン)」です。他のレア度と違い、発行枚数に制限はなく、売却することもできないカードです。売却できないため、転売で利益を出すことは不可能です。
コモンカードでできることは、「Casual」と呼ばれるトーナメントに参加して上位ランキングを狙い、報酬を獲得することだけです。ですが、誰でも参加できるトーナメントですので、倍率が1000倍以上になることも多くて報酬獲得は正直難しいです。僕も報酬をもらえたことはありません。
Limited(リミテッド)
Sorareの中で、コモンの次にレア度が低いのが「Limited(リミテッド)」です。発行上限枚数は1シーズンで1000枚と定められており、売却することも可能です。上限枚数が設定されているので、ある程度の希少性があり、転売して利益を出すことも可能。
有名選手であっても比較的安価に獲得することができるので、初心者に人気のレア度ですね。ただその分、報酬を得たとしても大きな利益にならないことが多いので、効率的に稼ぐのは少し難しいです。
Rare(レア)
Sorareの中で、リミテッドの1つ上のレア度が「Rare(レア)」です。発行上限枚数は1シーズン100枚とリミテッドの10分の1になります。もちろん売却することができますので、転売で儲けることも可能です。
有名選手になると数十~数百万円になることもあり、それなりの覚悟を持って購入する必要があります。ですが、中堅以下の選手であれば数千~数万円でも購入できるので、初心者でも手を出しやすいレア度と言えます。僕自身も購入しているのはほとんどレアカードです。
レア以上になると、ある程度まとまった金額で取引されるので、うまくゲームをプレイしたり取引すれば大きく利益を出せる可能性が高まります。
Super Rare(スーパーレア)
Sorareのレアよりさらに上のレア度が「Super Rare(スーパーレア)」です。発行上限枚数は1シーズン10枚のみ。こちらも売却して転売利益を出すこともできます。
スーパーレアになると、中堅選手であっても数十万円以上の金額になるので、初心者がいきなり手を出すのは怖い金額になってきます。また、レアやリミテッドと違って流動性が低いので、売りたいときに売れない可能性もあります。
ですが、スーパーレアのトーナメントはレアやリミテッドと比べて倍率が低いので、報酬をゲットするチャンスは大きいです。仮に報酬を獲得できたら、一発で数十万円の利益が出るかもしれないので、資金的に余裕のある人にはおすすめ。
Unique(ユニーク)
Sorare内で最高レア度が「Unique(ユニーク)」です。発行上限枚数は1シーズンたったの1枚だけ。正真正銘、世界で唯一のカードです。ゲーム内報酬や、友達招待を30人以上行ったプレイヤーに付与されます。
保有者が1人しかいないので、交渉するのがとても難しいと思います。金額的にも厳しいので、よほどの理由がない限りは、基本的にスルーして良いと思います。僕もユニークカードは1枚も持っていません。
Custom Series(カスタムシリーズ)
「Custom Series(カスタムシリーズ)」は2022年カタールW杯をきっかけに追加されたレア度です。発行上限枚数は年にちなんで2022枚になっています。ゲームをプレイする上では、コモンカードと同じ扱いですが、売買をすることができます。
W杯に参加した国の選手のみの発行です。発行枚数が多いので価値はそこまで高くないですが、W杯終了後に新規で発行されることはないはずなので、将来的にもしかすると注目を集めて高価になるかもしれませんね。
Sorare初心者で稼ぐならレアかリミテッドが現実的
Sorareで稼ぐためには、報酬の価値も期待できて、転売して利益も狙えるリミテッド以上のレアどのカードが必要になります。ただ、スーパーレア以上は価格的に簡単に集められるわけではありません。余裕で100万円以上投資できるなら別ですが、普通の人には難しいですよね。
ですので、Sorare初心者が稼いでいくためには、レアかリミテッドが現実的だと思います。僕も1枚だけスーパーレアを保有しているのを除いて、レアとリミテッドがほとんどです。
レアであれば数万円~数十万円、リミテッドであれば数千円~10万円くらい用意すれば、稼ぐ戦略を立てることはできます。ですので、本記事ではレアとリミテッドにテーマを絞って、どちらを選べば利益が大きくなりやすいかについて説明していきます。
また、予算別の稼ぐ戦略は以下の記事で解説していますのでこちらもご覧ください。
>>>Sorareの初期費用は10万|無課金は稼げない?予算別の戦略紹介
Sorareはレアとリミテッドどっちを買う?
それでは、レアとリミテッドのどっちを買うべきか考えていきましょう。
結論からお伝えすると、稼ぎ方によって選ぶべきレア度は異なります。具体的には以下の通り。
- Sorareのゲーム内報酬で稼ぐならレアカード
- Sorareカードの転売(トレード)で稼ぐなら割安な方
それぞれ、具体的な分析結果とともに説明していきます。
Sorareのゲーム内報酬で稼ぐならレアカードがおすすめ
Sorareのトーナメントに参加してゲーム報酬で稼ぐ場合は、レアカードがおすすめです。理由は以下の2点。
- 「All Star Rare」はスコア報酬があり稼ぎやすい
- カード報酬の価値が一定程度保障されている
Sorareで稼ぐ方法として最も難易度が低いのが、スコア報酬で稼ぐ方法です。Sorareでは、基本的にトーナメントの上位入賞者のみにカード報酬が付与される仕組みです。
しかし「All Star Rare」というトーナメントだけは、スコア報酬が設定されています。スコア報酬とは、一定のスコアを達成すればランキングに関係なくもらえる報酬。スコア報酬は稼ぐ難易度が低いので必ず狙うべきですが、レアカードのみでしか参加できません。
また、リミテッドカードで参加できるトーナメントで入賞しても、もらう報酬はリミテッドカードであり、ほとんど利益にならない場合があります。選手によっては数百円程度にしかならないことも多いです。逆にレアであれば数千円以上になる場合も多いので、効率的に稼ぎやすいです。
以上の理由から、Sorareのゲーム内報酬で利益を狙うならレアカードを推奨します。
また、Sorareのおすすめトーナメントについては以下の記事で解説しています。
>>>Sorareで稼ぎやすいトーナメントおすすめ5選【報酬・参加方法】
Sorareで転売(トレード)で稼ぐなら割安なレア度を見抜いて買う
Sorareで転売(トレード)で利益を出す場合は、選手ごとに割安なレア度を判断して購入する必要があります。
Sorareはまだ歴史の浅いゲームでして、市場が成熟していません。ですので、実際の価値よりも割高・割安で取引が行われることも多いです。この価格の歪みを狙って転売をすることで、短期的にも利益を出せる可能性があります。
割安カードを見つける戦略はいくつかありますが、本記事では割安なレア度(レアとリミテッド)のカードを見抜く方法について解説します。以下で具体的な方法を説明していきます。
Sorareで割安なレア度を見抜く戦略|具体的な計算方法を解説
それでは、Sorareで割安なレア度の選手を見抜く計算方法について解説していきます。数字に苦手意識がある人は<計算式>の部分は読み飛ばしても、この戦略は使えるので大丈夫です。
大前提として、レアとリミテッドは発行枚数が違います。レアは1シーズン100枚まで、リミテッドは1000枚までが上限です。ただ、100枚や1000枚というのは上限であって、選手ごとに発行される枚数が異なると認識してください。
割安なレア度を見抜くために注目したのが、【発行枚数と価格の関係】です。発行枚数が多いほど価格は下がり、発行枚数が少ないほど価格は上がります。要は反比例するということですね。
<<<計算式>>>
発行枚数と価格が完全な反比例をするなら以下の「比」が成立する。
↓
(レア価格):(リミテッド価格)
=(リミテッド発行枚数):(レア発行枚数) ・・・①
①の数式を変形すると、
↓
(レア価格)/(リミテッド価格)
=(リミテッド発行枚数)/(レア発行枚数) ・・・②
実際に調査すると完全な反比例になっていない場合が多いため、どのくらいの乖離があるのかを調べていく必要がある。Aという文字を使って数式を作ると、
↓
(レア価格)/(リミテッド価格)
=A×(リミテッド発行枚数)/(レア発行枚数) ・・・③
↑の数式で、A=1 であるなら完全に反比例している(②の数式が成立している)ことになる。
③の数式を変形すると、
↓
A={(レア価格)/(リミテッド価格)}/{(リミテッド発行枚数)/(レア発行枚数)} ・・・④
Sorareのカードの中で、数式④のAの値が平均的にどのくらいなのかを調べていけば、レアとリミテッドのどちらが割高・割安なのかを判断することができるはず。
ということで、割安なレア度を見抜く上で重要になる公式が以下。
A={(レア価格)/(リミテッド価格)}/{(リミテッド発行枚数)/(レア発行枚数)}
Aの値が平均値より上であればリミテッドが割安、Aの値が平均値よりも下であればレアが割安ということになります。
ではAの平均値を考えていきます。選手を抽出した条件と結果は以下の通り。
- 2022年12月25日時点のデータから合計36人の選手を分析
- 各ポジション9人(スコア上位3人・リミテッド価格上位3人・レア価格上位3人)
- 対象レア度のカード発行がなかったり極端に少ない選手は除く
<FW> | レア枚数 | レア価格 | リミテッド枚数 | リミテッド価格 | 【A】 |
Messi | 97 | 4480 | 578 | 512 | 1.47 |
Holse | 17 | 619 | 79 | 92.13 | 1.45 |
Malcom | 135 | 2787 | 284 | 408 | 3.25 |
Haaland | 60 | 10751 | 370 | 1219 | 1.43 |
Mbappe | 180 | 7941 | 611 | 1181 | 1.98 |
Neymar | 159 | 4585 | 544 | 538 | 2.49 |
Vlahovic | 43 | 2494 | 241 | 180 | 2.47 |
Vinicius | 190 | 3897 | 671 | 496 | 2.22 |
Musiala | 170 | 4280 | 632 | 522 | 2.21 |
平均 | 2.11 |
<MF> | レア枚数 | レア価格 | リミテッド枚数 | リミテッド価格 | 【A】 |
Bakasetas | 95 | 1074 | 507 | 146 | 1.38 |
Promes | 65 | 603 | 293 | 90.54 | 1.48 |
Wendel | 173 | 1306 | 292 | 298 | 2.60 |
Tchouameni | 101 | 1934 | 533 | 186 | 1.97 |
Kimmich | 176 | 7076 | 620 | 904 | 2.22 |
Bellingham | 111 | 3185 | 628 | 487 | 1.16 |
Kvaratskhelia | 50 | 2162 | 198 | 341 | 1.60 |
Pedri | 101 | 3190 | 663 | 269 | 1.81 |
Chalhanoglu | 121 | 1734 | 454 | 152 | 3.04 |
平均 | 1.92 |
<DF> | レア枚数 | レア価格 | リミテッド枚数 | リミテッド価格 | 【A】 |
Santos | 142 | 2060 | 294 | 375 | 2.65 |
Kikuchi | 211 | 779 | 622 | 94.33 | 2.80 |
Eduardo | 208 | 494 | 628 | 68.08 | 2.40 |
Silva | 19 | 1658 | 86 | 305 | 1.20 |
Schlitterbeck | 98 | 1471 | 492 | 230 | 1.27 |
Upamecano | 114 | 2192 | 599 | 209 | 2.00 |
Bekkis | 68 | 1186 | 326 | 202 | 1.22 |
Saliba | 114 | 888 | 411 | 122 | 2.02 |
Hernandez | 158 | 1206 | 579 | 145 | 2.27 |
平均 | 1.98 |
<GK> | レア枚数 | レア価格 | リミテッド枚数 | リミテッド価格 | 【A】 |
Armani | 214 | 706 | 685 | 57.98 | 3.80 |
Zieler | 18 | 518 | 97 | 85.01 | 1.13 |
Ratti | 19 | 365 | 132 | 34.68 | 1.51 |
Vandevoordt | 232 | 2313 | 600 | 347 | 2.58 |
Donnarumma | 147 | 3048 | 571 | 523 | 1.50 |
Costa | 235 | 3508 | 553 | 470 | 3.17 |
Mamardashvili | 93 | 2222 | 471 | 183 | 2.40 |
Courtois | 183 | 2657 | 657 | 316 | 2.34 |
Remiro | 79 | 1742 | 514 | 113 | 2.37 |
平均 | 2.31 |
全体的なAの平均値を計算すると2.08という結果になりました。全選手を対象にしたわけではないので完全に正確な値ではないですが、参考値にはなるはずです。短期の転売で利益を出そうと考えている人は、今回紹介した公式に当てはめてレアかリミテッドを選択してください。
結果をまとめると以下の通り。
A={(レア価格)/(リミテッド価格)}/{(リミテッド発行枚数)/(レア発行枚数)}
A=2.08
「A<2.08」であればレアが割安(レアを買うべき)
「A>2.08」であればリミテッドが割安(リミテッドを買うべき)
Sorareでレア度が割安になっているおすすめ選手4選
上で紹介した割安なレア度を見抜く方法から、おすすめ選手を紹介します。Aの平均値と大きく乖離しており、なおかつ値上がり期待のできる選手をピックアップしました。
Gakpo(ガクポ)選手 【レアが割安】
オランダ代表の若いFWの選手です。2022カタールW杯で活躍して注目を浴びています。
【A=1.97】で平均値2.08よりも小さいのでレアカードがおすすめです。
Gvardiol(グバルディオル)選手【レアが割安】
クロアチア代表のDF選手。W杯で日本も対戦し、苦しめられましたね。試合を見た人は記憶に残っているかもしれません。
【A=1.32】であり、平均値2.08よりも小さいのでレアカードがおすすめです。
Diogo Costa(ディオゴコスタ)選手【リミテッドが割安】
ポルトガル代表の若いGK選手。若いGKの選手は少ないので、今後の値上がりに期待できます。
【A=3.05】であり、平均値2.08よりも大きいのでリミテッドカードがおすすめです。
板倉 滉選手【リミテッドが割安】
今回紹介する中で唯一の日本人選手。W杯でも活躍したDFの選手です。ビッグクラブへの移籍も噂されており、将来性のある投資になると思います。
【A=8.03】であり、平均値2.08よりも大きいのでリミテッドカードがおすすめです。
Sorareで価格の歪みを見つけて稼ぎましょう!
以上、Sorareのレア度の考え方についてお伝えしてきました。記事のポイントは以下の5点でしたね。
- Sorareには6種類のレア度(レアリティ)が存在する
- Sorareのゲーム報酬で稼ぐならレアカード一択
- Sorareのトレードで稼ぐなら割安なレア度を選ぶ
- 解説した公式のAの値が2.08以上ならリミテッドが割安
- 解説した公式のAの値が2.08以下ならレアが割安
Sorareはまだ市場が成熟していないため、価格に歪みがあるのが現状です。その歪みを見つけて取引をすることで、稼げる可能性が大きく上昇しますので、今回紹介した戦略を参考にしてください。
他にもSorareで稼ぐ戦略として僕が使っているものを紹介しているので、他の記事もご覧ください。
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